鹿児島県 喜界島産ビールを品定め シークーのクラフトビール 奄美市で業者向け試飲会
📰 全文
喜界島のHOWBE(谷川理代表)が開発・販売するクラフトビールの試飲会が29、30日の両日、奄美市名瀬のLivingAMAMIであった。喜界島の希少な在来かんきつ「シークー」を使った喜界島唯一のクラフトビールが振る舞われ、奄美大島の飲食・宿泊業者らが品定めをした。奄美大島での販路拡大などを目的にHOWBEと同市でコワーキングスペースを運営するLivingAMAMIが共催。イベントは2日間。七つの時間帯に分けて、計19事業者が招かれた。
クラフトビールは「Slow Time」(350㍉㍑)の名称で、2025年4月に発売。酸味ある実とベルガモットに似た香りのシークーを原材料に、濁りとフルーティーな香りが特徴の新しいビアスタイル「ヘイジーIPA」で仕込んだ。
試飲会では、特別に用意された樽生からビールが注がれた。招待客は喜界島産ごま油を使ったナッツなどをつまみながら、芳醇なフレーバーのビールを堪能。喜界島の説明にも耳を傾けながら、ビールやシークーの魅力を熱心に聞き取るなど、新たなメニューへの導入を考えていた。
試飲した音楽酒場・新月の赤近洋典店長は「シークーの香りが広がる。ヘイジーなのでまろやかで飲みやすい。(観光客には)選択肢はあればあるほどいい。前向きに検討したい」と話した。
谷川代表は「隣にある喜界島との違いを知ってもらうことも大きな目的だった。喜界島も奄美群島の魅力の一つだと捉え、クラフトビールと一緒に伝われば」と話していた。