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鹿児島県 北高生企画 宇宿貝塚でワークショップ 施設の魅力強化、高校生目線で 集客、滞在時間向上へ
観光・グルメ 奄美新聞 👁 1

鹿児島県 北高生企画 宇宿貝塚でワークショップ 施設の魅力強化、高校生目線で 集客、滞在時間向上へ

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 県立大島北高校(有川美智代校長)の情報処理科生徒25人が企画する「宇宿貝塚わくわくワークショップ」が20日、奄美市笠利町の宇宿貝塚史跡公園であった。集客力や滞在時間の向上を目的に生徒目線で考えたイベントを提案し、施設の活性化に向けて実践。オリジナルの創作体験を通じて、施設の魅力やおもてなし力を磨いた。

 同科課程で、持続可能な観光について学ぶ「観光ビジネス授業」の一環。施設の活性化を目的に2024年から同公園、奄美博物館が協働で取り組む事業で、今年4月にあった施設の改装オープン企画など、さまざまな場面で生徒がアイデアを仕掛けている。

 今回のワークショップは、前3年生が考案し、現3年生を中心に具体的な運営を手掛けた。用意した体験は、オリジナルスタンプで飾る「トートバッグ&ハンカチ作り」、ぬり絵で描く「オリジナル缶バッジ制作」の二種類。1か月前から準備を本格化し、集客班はSNSや地元メディア、ポスターを通じてイベント周知を図るなど、入念にマネージメントしてきた。

 この日は、午前と午後の二部制で実施。午前の部には44組100人を超える家族らが訪れ、施設はにぎわった。

 トートバッグの体験ブースでは、生徒が彫刻刀を使って手作りした、土器や貝、魚などの20種類あるスタンプを押して自分だけのバッグを制作した。缶バッジのブースでは、施設のキャラクターを想定した貝の「かいどん」が登場するぬり絵が数種類用意され、子どもたちは夢中で色鉛筆を動かしていた。体験待ちの来場者には、生徒が施設展示も案内。トートバッグ作りを体験した名瀬小6年の大江結美さん(12)は「高校生も優しくて、学校で習っている縄文時代にも興味が出た」と笑顔だった。

 企画リーダを務めた3年の五十嵐実優さん(17)は「スタンプが少ないなど課題もあったけど、生徒一人一人が来場者と向き合っていた。(今後は)利益や利用者の反響をしっかりと分析し、次の改善につなげたい」と振り返り、担任の駒走かおり教諭は「初の試みで想定外のトラブルもあったが、それぞれが役割を果たし頑張った。合格点だと思う」と成果を強調した。

 今後は、来場者アンケートなどを分析。価格設定や運営の強化に生かしていく。