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多彩な和傘、出番控え天日干し 「曽我どんの傘焼き」を前に 鹿児島
総合 朝日新聞 👁 3

多彩な和傘、出番控え天日干し 「曽我どんの傘焼き」を前に 鹿児島

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 鹿児島市の夏の風物詩「曽我どんの傘焼き」を間近に控えた12日、燃やす和傘を天日干しする「荷開き」が同市浜町の石橋記念公園であった。傘焼きを主催する鹿児島三大行事保存会(中條斉会長)のメンバーらが、色とりどりの古傘約200本を開き、風に当てた。

 傘焼きは、鎌倉時代に相模の国の曽我兄弟が父のあだ討ちを遂げる際、傘をたいまつ代わりに燃やしたという故事に由来する伝統行事。親への孝を教えるため薩摩藩の「郷中(ごじゅう)教育」の中に用いられ、やがて傘焼きという行事へと発展していったとされる。

 この日、ボランティアとして手伝った鹿児島大学法文学部4年の下木原由佳(ゆうか)さん(22)は、多元地域文化コースで学び、卒業論文のテーマに郷中教育を予定。郷中教育の精神が現代にどのように受け継がれ、息づいているのかを知りたくて参加したという。「きつい暑さの中で黙々と作業する保存会の人たちと一緒に汗を流し、伝統を守り続ける思いの一端に触れた気がします」と下木原さん。初めて見る傘焼きへ胸を躍らせている。

 傘焼きの本番は19日午後7時から石橋記念公園で。傘踊りや剣舞などのあと、午後8時ごろ、やぐらのように組み上げられた和傘に点火する。

 会場近くの駐車場は公園や、祇園之洲町の福祉コミュニティセンターに計150台分ほどしかないため、保存会は市電やバスなどの公共交通機関の利用を呼びかけている。(エリアリポーター・町田正聡)

 鹿児島市の夏の風物詩「曽我どんの傘焼き」を間近に控えた12日、燃やす和傘を天日干しする「荷開き」が同市浜町の石橋記念公園であった。傘焼きを主催する鹿児島三大行事保存会(中條斉会長)のメンバーらが、色とりどりの古傘約200本を開き、風に当てた。

 傘焼きは、鎌倉時代に相模の国の曽我兄弟が父のあだ討ちを遂げる際、傘をたいまつ代わりに燃やしたという故事に由来する伝統行事。親への孝を教えるため薩摩藩の「郷中(ごじゅう)教育」の中に用いられ、やがて傘焼きという行事へと発展していったとされる。

 この日、ボランティアとして手伝った鹿児島大学法文学部4年の下木原由佳(ゆうか)さん(22)は、多元地域文化コースで学び、卒業論文のテーマに郷中教育を予定。郷中教育の精神が現代にどのように受け継がれ、息づいているのかを知りたくて参加したという。「きつい暑さの中で黙々と作業する保存会の人たちと一緒に汗を流し、伝統を守り続ける思いの一端に触れた気がします」と下木原さん。初めて見る傘焼きへ胸を躍らせている。

 傘焼きの本番は19日午後7時から石橋記念公園で。傘踊りや剣舞などのあと、午後8時ごろ、やぐらのように組み上げられた和傘に点火する。

 会場近くの駐車場は公園や、祇園之洲町の福祉コミュニティセンターに計150台分ほどしかないため、保存会は市電やバスなどの公共交通機関の利用を呼びかけている。(エリアリポーター・町田正聡)