篠川―新村区間は廃止へ 代替バス、利用少なくルート変更 奄美大島瀬戸内町
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鹿児島県奄美大島の瀬戸内町地域公共交通活性化協議会(会長・鎌田愛人町長)の2026年度第2回会合が13日、町役場で開かれた。現在、民間交通会社が運行している廃止代替バスについて協議があり、利用者が少ないことなどを理由に、同町篠川と新村(奄美市住用)間の運行の廃止を決定した。同区間のバス運行は9月30日までの見込み。同協議会は、地域の実情に即した公共交通や輸送サービスの存続を目指すことが目的。2025年度に前身の「町地域公共交通会議」から改称した。県、町、交通関連機関、町商工会、PTAなどの関係者計20人が委員を務めている。
同町では現在、公共交通路線維持のため、南部交通(同町古仁屋)が古仁屋を起点に6系統で廃止代替バスを運行している。今回廃止が決まった区間を含む第2号系統(古仁屋―篠川―新村)は現在1日往復2便体制で運行しており、10月1日からは古仁屋―篠川―久慈の新ルートに変更する。
開会のあいさつで鎌田会長は「効率化を進めて、限られた輸送資源を有効に活用することが地域の公共交通を守ることにつながる」とルート変更の必要性を強調。会合では篠川―新村区間の利用者については年間数人程度との実績が示されたほか、ドライバー不足などの課題も報告された。
同区間は県の地方公共交通特別対策事業の対象となっており、町は今月中に県にルートの変更を申請する。10月以降の同区間の移動手段については、昨年11月に開始した公共ライドシェア(自家用有償旅客運送)での対応も含めて検討を進める方針。
意見交換では「ライドシェアがバス利用や白タク行為に与えた影響について調査してほしい」「加計呂麻バスの一部路線を予約があった時のみ運行するオンデマンド体制に移行できないか」などの要望が上がった。
加計呂麻島でのライドシェア導入については11月をめどに実証実験を開始する方針が示された。第3回会合は9月中に開かれる予定。