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スポーツ 読売新聞オンライン

全国高校野球鹿児島大会が開幕、鹿屋農が機動力を生かし鹿屋工を破る…大島は初回から猛攻で大勝

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 第108回全国高校野球選手権鹿児島大会が4日、鹿児島市の平和リース球場で開幕した。甲子園を目指し、69校から連合3チームを含む62チームが、同球場とスミゼイパーク(鴨池市民球場)で熱戦を繰り広げる。初日は1回戦の2試合が行われ、鹿屋農と大島が2回戦へ勝ち上がった。

 鹿屋農は四回に先制すると、小坂を中心に機動力を生かして計7回盗塁に成功し、小刻みに加点。鹿屋工は相手に迫る9本の安打を生んだが、及ばなかった。

 「まずは自分が先頭に出よう」。鹿屋工の白井丈一郎主将(3年)は1点差で迎えた五回二死、相手の失策を突き出塁すると、続く柏木唯斗選手(同)と迫田龍鳳選手(同)に打線がつながり、同点に追いついた。

 3年の部員は6人。練習後は毎日のように一緒に夕食に行き、その日のプレーなどについて語り合うほどの仲の良さだ。副主将の柏木選手ら3年と協力してチームをまとめ、連係プレーを大事にしていた。

 初戦突破は叶わなかったが、3年でつないだ1点に、「みんなの粘り強いプレーで追いつくことができ、今までで一番いい試合だった」と清々しい笑顔を見せた。

 大島は初回、打者一巡の猛攻で10点を挙げた。守っては、先発の村田らの好投で無失点に抑えた。志学館・修学館・川辺・薩摩中央・蒲生は流れをつかめなかった。

 午前9時、平和リース球場で行われた開会式では、各校の校名が書かれたプラカードを先頭に、4校を除く65校の選手らが堂々とした入場行進を披露した。

 昨夏優勝の神村学園の梶山侑孜主将(3年)が優勝旗を返還。その後の選手宣誓では、屋久島の小松咲翔主将(同)が「『勝ちたい』という思いで白球を追いかけてきた。積み重ねてきた努力を力に変えて勝利を目指し、この夏を最高の舞台にすることを誓います」と決意を述べた。