診療は予約だけ。常駐医もいない…南九州市に待望の小児科誕生――南薩ケアほすぴたるが開設
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鹿児島県南九州市川辺町平山の南薩ケアほすぴたるは本年度から、敷地内に小児科を新規開設した。市内には2025年度から常駐の小児科医がおらず、確保が急務となっていた。担当する牧角真之介医師(39)は「悩んだり迷ったりすることがあれば気軽に受診してほしい」と呼びかける。発熱外来対応スペースとして使われていた約130平方メートルを約3000万円かけて改修した。処置室は三つ備えており感染症をはじめ、吸入や点滴に対応できる。看護師も新たに3人雇用した。
市内の小児科は縮小や廃止が続き、予約診療などに限られていた。市も事業費の最大半分を補助して後押しするほか、経営安定支援で看護師らの人件費として年間300万円を3年間補助する。
牧角医師は同院理事長の兄で、聖マリアンナ医科大学での勤務を経てUターンした。「多くの患者を受け入れ、地域に寄り添う。いずれは不登校の子どものケアにも取り組みたい」と意気込む。
診療時間は午前8時半~11時半、午後2時半~5時半。日曜・祝日のほか、第4週を除く水曜、第4木曜は休診。土曜は午前のみ。電話=0993(56)1155。