闇バイトで6760万円だまし取った受け子「報酬ゼロ」…交通費も自腹「子育て資金のため続けた」 検察側、懲役6年を求刑 鹿児島地裁
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特殊詐欺の「受け子役」を担い、鹿児島県内の70代女性を含む7人から現金計6760万円をだまし取ったとして、詐欺などの罪に問われた千葉県市川市行徳駅前3丁目、無職の男(27)は3日、鹿児島地裁(小泉満理子裁判官)の公判で「1件につき3万円の報酬だったが一度ももらえなかった。(自費だった)交通費分は回収しようと続けた」と述べた。検察側は論告で「犯罪を完遂するための重要な役割を果たしており責任は重い。被害総額も極めて高額」と指摘。懲役6年、罰金200万円を求刑し結審した。判決は8月25日。
弁護側は起訴内容は争わないとした上で、「指示通りに行動しただけであり、犯行の全体像や具体的な被害額の認識はなかった」として寛大な判決を求めた。
被告は被告人質問で、交際相手との間に子どもが生まれ、資金が必要だったと説明。「短期間で稼ぐために闇バイトに応募した」と述べた。
起訴状によると、被告は2024年9月下旬から11月下旬までの間、氏名不詳者らと共謀し、警察官になりすまして、7人にうその電話などをかけ、東京都内のアパートの空き部屋に現金を送らせて、だまし取ったなどとされる。