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戦前の教科書や教育雑誌、ノート、行事の写真…鹿児島の教育に関する古い資料を探しています 県内の大学教員らが研究会を結成、提供を呼びかけ
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戦前の教科書や教育雑誌、ノート、行事の写真…鹿児島の教育に関する古い資料を探しています 県内の大学教員らが研究会を結成、提供を呼びかけ

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 鹿児島の教育に関する古い資料をお持ちの方はいませんか-。教育史を研究する大学教員5人が「鹿児島教育史研究会」(萩原和孝会長)を結成し、情報提供を呼びかけている。資料は鹿児島大学の「教師教育開発センター」で保管しデータベース化。センターの一般公開講座にも生かす計画だ。

 対象は鹿児島県教育会の「鹿児島教育(麑島=かごしま=教育)」や鹿児島県第一師範学校の「発華(發華)=はっけ」といった雑誌、戦前の教科書やノート、行事写真、教員の手紙や日誌など、当時の教育実態が分かる資料を集めている。コピーや閲覧のみでも可能。特に現存数が少ない明治・大正や太平洋戦争期の資料を募っている。

 萩原会長(第一工科大学共通教育センター教授)が鹿大大学院在籍時に、教育雑誌のコピーを紙ベースで収集。保管していた鹿大「教育実践総合センター」が昨年3月に閉所し、紛失・散逸を防ごうと12月に研究会を結成した。

 これまでに収集した資料からは、近現代の教育の実態が浮かび上がる。例えば鹿児島尋常高等小学校(現在の名山小)では身近な自然や街を題材にした「郷土教育」を実施。昭和7(1932)年の指導案によると、路面電車の経営改善のためにできることを考えさせるといった、現在の探究学習に近い内容だった。

 「教育に新聞を(NIE)」のような新聞を活用した授業も大正8(1919)年に行われた。萩原会長は「戦前戦中は軍国教育のイメージが強いが、一部では社会科や総合的な学習にも力を入れていた。当時の教育を知る貴重な手掛かりとなる」と話している。

 萩原会長以外のメンバーは次の通り。

 杉山大幹氏(鹿児島大学教師教育開発センター助教)倉元賢一氏(同)吉村耕一氏(第一幼児教育短期大学学習支援センター長)下豊留佳奈氏(第一工科大学非常勤講師)

 情報提供は鹿大教師教育開発センター=099(285)8910、ファクス同(285)8898、メールkagoshima.kyouikushi@gmail.com