陸自オスプレイ、奄美大島で離着陸訓練 「長距離洋上飛行」を想定
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陸上自衛隊佐賀駐屯地に配備されているオスプレイが6月12日、鹿児島県瀬戸内町の瀬戸内分屯地で離着陸訓練を実施した。奄美大島での訓練は今回が初めてとみられる。6月12日午前10時半すぎ、佐賀駐屯地に配備された輸送機オスプレイ1機が瀬戸内分屯地に到着した。約30分の間に2回の離着陸訓練を行い、離島地域の特性を踏まえた運用技術の習熟を図った。
2025年7月に開設した佐賀駐屯地にはオスプレイ17機が配備されている。防衛省は配備以降、飛行の習熟度を高めることを目的に、九州各地で操縦訓練などを継続して実施してきた。
今回の訓練は、長距離の洋上飛行や離島の特性を踏まえた内容として計画されたもので、奄美大島とその周辺海域が訓練エリアに選ばれた。離島防衛の観点からも、実戦的な運用能力の向上が求められている背景がある。
奄美大島での訓練は今回が初めてとみられるが、陸上自衛隊は飛行回数や訓練期間などの詳細について「運用上の観点から教えられない」としており、具体的なスケジュールは明らかにされていない。
南西諸島の防衛強化が進むなか、奄美での訓練が今後どのような頻度で行われるかは不明だが、地域住民にとっては騒音や安全面への関心も高まる可能性がある。引き続き動向が注目される。