米軍再編交付金約30億円 鹿児島県の3市町、前年度と同額 馬毛島自衛隊基地整備
📰 全文
防衛省は9日、西之表市馬毛島への米軍機訓練移転と自衛隊基地整備に伴い、種子島1市2町に通知した2026年度分の米軍再編交付金が計30億7600万円になると発表した。25年度と同額。馬毛島では滑走路工事が進んでおり、種子島では隊員宿舎やヘリポートが3月までに完成した。内訳は25年度同様、西之表市22億5千万円、中種子町5億6300万円、南種子町2億6300万円。交付金は再編特措法に基づき算出され、31年度までの10年間という期間と総額は変わらない。防衛省は総額を明らかにしていない。
3市町は26年度当初予算で交付金を見込んでおり、西之表市は訓練開始を見据えた騒音測定器設置やスクールバス購入、防犯灯設置など32事業に計約21億6300万円を充てる。
防衛省によると、3月までに空自馬毛島先遣隊が使用する飛行管理棟や通信局舎などが馬毛島に完成。中種子町には宿舎や管理事務所、南種子町には宿舎やヘリポートが整備された。
交付金は防衛施設の面積や整備状況などに基づき算定する。自治体側は幅広い事業に充てられる半面、首長の反対などで受け入れが進まなければ国の判断で減額、停止できる。