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鹿児島県 市民公開講座 病気を克服、「免疫力の作り方」 健康のための処方箋も
政治 奄美新聞 👁 5

鹿児島県 市民公開講座 病気を克服、「免疫力の作り方」 健康のための処方箋も

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 白血病を克服した脳神経内科専門医ら医師二人による医療講演会「市民公開講座〝健幸・快復〟」(奄美大島介護事業所協議会、ファミリークリニックネリヤ主催)が13日、奄美市名瀬のAiAiひろばであった。病気にならないために医師が勧める「5つの処方箋」、病気を克服する「本当の免疫力の作り方」など、実体験に基づく健康法を約100人が傾聴した。

 講演は、介護事業所協の年次総会終了後、一般市民も参加し行われた。講師は、宇検村屋鈍出身で、奄美市内で医療クリニックを経営する徳田英弘医師(64)と、沖縄県石垣市在住で離島医療に30年以上取り組んでいる城所望(きどころ・のぞみ)医師(65)=フリーランスの総合診療医=。

 徳田医師は、2023年急性骨髄性白血病と診断されたが、約2年間の闘病生活を経て復帰した。この間2度の再発があり、そのたびに主治医に告げられる5年生存率が下がっていったという。

 葛藤の中で取り組んだのが、便通を整える〝快復習慣〟。「腸は、人体最大の内分泌器官。胃腸の働きをコントロールする消化管ホルモンだけでなく、精神を安定させる幸せホルモン(セロトニン)などの神経伝達物質を自ら作り出す」という医学の知識を生かし、食物繊維・水分摂取・姿勢(内臓の構造から便通に影響)に気を配ったことで、「完全寛解」(病態の消失)に導けたと話した。

 徳田医師は、「眠る、穏やかに過ごす、朗らかに活動することを心掛けたことで、自律神経系のバランスも整い、がんを克服する心身となった」と自らを分析した。

 城所医師は、自著『沖縄式リトリート』に書いた「〝健幸〟のための五つの処方箋」について、診療に携わった八重山諸島(西表島、竹富島など)の文化を紹介しながら説明。

 奄美群島とも共通する自然・文化・生活様式が〝健幸〟につながるとして、▽自然(緑)に親しむ▽感謝の祈り▽笑いの力▽対話の力▽人とのつながり――を意識して生きることで健やかな人生になると唱えた。

 聴講した奄美市の77歳の女性は「病気もあり暗くなりがちだった。気持ち次第で明るくいられると知った。マイナス思考だったが考え方を変えて過ごしたい。老後が楽しくなりそう」と笑顔で会場を後にした。