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ハンセン病の劇、ゆかりの鹿児島・鹿屋へ 伊集院高演劇部が初公演
政治 朝日新聞 👁 4

ハンセン病の劇、ゆかりの鹿児島・鹿屋へ 伊集院高演劇部が初公演

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 ハンセン病問題を題材にした伊集院高校演劇部の創作劇「そのひとの名前」が20日、鹿屋市文化会館で上演される。劇中のハンセン病療養所は、鹿屋市にある星塚敬愛園がモデル。部員らは同園を見学して元患者の話を聞いたうえで役作りをしており、ゆかりの地の鹿屋では初めての公演になる。

 劇の主人公は奄美大島出身の男性。少年時代にハンセン病を発症して本土の療養所に強制収容され、特効薬で治癒した後も退所できなかった。国による強制隔離の違憲性を訴え、国家賠償請求訴訟を起こして勝訴する、といった内容だ。

 伊集院高校はこの作品で昨年12月、佐賀県鳥栖市であった演劇の九州大会で最優秀賞を受け、今夏の全国高校総合文化祭への出場を決めた。

 今年はらい予防法廃止から30年、国家賠償訴訟判決から25年の節目にあたる。公演は鹿屋市のNPO法人「ハンセン病問題の全面解決を目指して共に歩む会」などでつくる実行委員会と鹿児島県ハンセン病関連市民団体連絡協議会が主催する。

 開催時間は午後2時から4時まで。劇をより深く理解するためのハンセン病問題基礎講座(20分)の後、劇(60分)が上演される。

 入場無料。申し込みは14日午後9時までに、歩む会代表の茶圓さん(090・2502・2786)へ。先着500人。(宮田富士男)