国頭小で「島ムニタイム」 地域住民が島の民謡披露 「離れる前に一つでも多く覚えて」 鹿児島県・沖永良部
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【鹿児島県・沖永良部】沖永良部島の方言(島ムニ)を学ぶ活動が9日、和泊町立国頭小学校(宮﨑律子校長)であった。地域住民が講師を務め、全校児童65人の前で島の民謡を披露した。同小では郷土学習の一環として、日常会話程度の島ムニの習得を目指した特別教室「島ムニタイム」を設けている。教室は朝の15分間で月2回ほど開催。講師は、国頭字在住で方言を話すことができる住民8人が務める。
この日は、講師の先田タケ子さん(77)や石原茂仁さん(74)ら6人が学校を訪れた。
方言であいさつ後、「ひゅうぬ てんきは ぬーかや(今日の天気はどうですか)」とクイズを出し、児童らは「くむい(くもり)」と答えた。
沖永良部島の民謡「えらぶのくゎむいうた(子守り唄)」の披露もあり、石原さんの三味線や6年生によるリコーダーの演奏に合わせて全員で合唱した。
6年生の葉棚あやめさん(12)は「民謡の歌詞もほとんどわからなかった。島の方言は難しいが、いろいろな世代の人と方言で話せるようになりたい」と話した。
講師の先田さんは「島外で暮らしていた時に、島の方言や民謡の良さに気付いた。子どもたちが島を離れる前に、単語や民謡を一つでも多く覚えてほしい」と語った。