9割が「説明会を」 川内原発の乾式貯蔵施設めぐり鹿児島県民に調査
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九州電力が川内原発(鹿児島県薩摩川内市)で進める「乾式貯蔵施設」の新設について、市民団体「川内原発の乾式貯蔵を考える会」は8日、県民を対象に実施したアンケート結果を発表した。回答者のうち、約6割が貯蔵計画に関して「知らない」、約9割が「住民説明会を実施すべきだ」とそれぞれ回答した。冷めた使用済み核燃料を、水を使わずに保管できるのが「乾式貯蔵」だ。アンケートは乾式貯蔵施設の新設発表を受けて、同会が昨年11月24日から今年2月末にかけ、県内全域で街頭や戸別訪問による対面式で実施。「川内原発での乾式貯蔵計画を知っている?」「九電や県は住民説明会を実施すべきだと思うか?」の2点を尋ね、計1153人が回答した。
計画については653人(56.6%)が「知らない」と答え、「知っている」は489人だった。また、住民説明会に関しては「実施すべきだ」が、1062人(92.1%)を占め、「必要ない」は66人だった。回答者を年代別でみると、60代以上が705人(61.1%)と最多で、40~50代が261人(22.6%)、20~30代が92人(8.0%)と続いた。
会見で向原祥隆代表は「説明会を実施すべきだ」との回答が約9割だったことについて「多くの県民がきちんと知りたいと考えており、不安の表れではないか。県や九電は危険性や安全性をしっかりと説明するべきだ」と話した。
回答結果を踏まえ、同会は8日、県と九電に対し、全県民を対象にした住民説明会の開催などを求める申し入れをした。対応した九電鹿児島支店の担当者は「いただいた意見は経営層を含めた全社で共有させていただく」と答えた。(井潟克弘)
九州電力が川内原発(鹿児島県薩摩川内市)で進める「乾式貯蔵施設」の新設について、市民団体「川内原発の乾式貯蔵を考える会」は8日、県民を対象に実施したアンケート結果を発表した。回答者のうち、約6割が貯蔵計画に関して「知らない」、約9割が「住民説明会を実施すべきだ」とそれぞれ回答した。
冷めた使用済み核燃料を、水を使わずに保管できるのが「乾式貯蔵」だ。アンケートは乾式貯蔵施設の新設発表を受けて、同会が昨年11月24日から今年2月末にかけ、県内全域で街頭や戸別訪問による対面式で実施。「川内原発での乾式貯蔵計画を知っている?」「九電や県は住民説明会を実施すべきだと思うか?」の2点を尋ね、計1153人が回答した。
計画については653人(56.6%)が「知らない」と答え、「知っている」は489人だった。また、住民説明会に関しては「実施すべきだ」が、1062人(92.1%)を占め、「必要ない」は66人だった。回答者を年代別でみると、60代以上が705人(61.1%)と最多で、40~50代が261人(22.6%)、20~30代が92人(8.0%)と続いた。
会見で向原祥隆代表は「説明会を実施すべきだ」との回答が約9割だったことについて「多くの県民がきちんと知りたいと考えており、不安の表れではないか。県や九電は危険性や安全性をしっかりと説明するべきだ」と話した。
回答結果を踏まえ、同会は8日、県と九電に対し、全県民を対象にした住民説明会の開催などを求める申し入れをした。対応した九電鹿児島支店の担当者は「いただいた意見は経営層を含めた全社で共有させていただく」と答えた。(井潟克弘)