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【深刻】道路附属物の老朽化 鹿児島市では歩行者用信号が落下 大分では街灯倒れる 県内の現状   
事件・事故 KYT鹿児島読売テレビ

【深刻】道路附属物の老朽化 鹿児島市では歩行者用信号が落下 大分では街灯倒れる 県内の現状   

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 4月2日、鹿児島市の朝日通り交差点で歩行者用の信号機が落下する事故がありました。また、大分では高さ約9メートルの街灯が倒れる事故も。全国的に深刻化するこうした道路附属物の老朽化について、県内の現状は?

(記者)
「鹿児島市の朝日通り交差点。人通りの多いこの交差点で先週、あちらに取り付けられていた歩行者用の信号機が落下する事故があった」

 4月2日。鹿児島市の朝日通り交差点で歩行者用の信号機が落下する事故がありました。

(磯脇琢磨アナウンサー)
「鹿児島市の朝日通り交差点です。歩行者用信号機の取り換え作業が行われています。というのも、歩行者用信号機を設置していた鉄骨が腐食し、前のやつは道路に落ちてしまったということです」

 人通りの多い交差点ですが、幸い、ケガ人はいませんでした。県警の交通規制課によりますと、落下した信号機は2005年ごろに取り付けられたもので、信号機を柱に取り付けるための鉄筋の部分が腐食していたということです。

 現場には仮設の信号機が取り付けられたままです。県警は事故を受け、周辺にある同じ作りの信号機の点検を行っていますが、これまでに異常は見つかっていないということです。現場は国道58号沿いに位置していて、ランプが点灯する信号灯器は県警が管理。信号を取り付ける柱は鹿児島国道事務所が管理しています。

 鹿児島国道事務所によりますと、柱の点検は約10年に一度行われていて、ちょうど2026年度に点検する予定だったいうことです。

 また、信号の接続部分に関しては管理の主体が7日までの取材でははっきりとせず、県警はどちらが管理するものなのか「確認中」だとしました。

 信号機や標識など、道路の安全や円滑な交通などを確保するための施設や工作物を道路附属物と言います。

 4月4日、大分市の国道沿いでは高さ約9メートルの街灯が倒れケガ人はいなかったものの、一時、道路がふさがれる事態となりました。街灯の根元が腐食していて強風の影響で倒れたと見られています。

 こうした道路附属物の老朽化の状況について、東京の古河電気工業が行った調査によると、メンテナンスが必要な道路附属物を認知している人の割合が鹿児島は全国で5番目に高くなりました。

 種類別でみると、白線や横断歩道といった道路標示の老朽化を認知している人の割合が全国で2番目に高い85.3%。信号機の老朽化を認知している人の割合は37.3%でした。

 道路の安全を守るための、信号や街灯などの道路附属物。県警は異常などを見つけた場合、それぞれの管理者に問い合わせてほしいとしています。