奄美の自然、生物など学ぶ やけうちっ子環境学習講座 宇検村
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鹿児島県宇検村の2026年度「やけうちっ子環境学習世界自然遺産博士講座」の初回講座が23日、同村の生涯学習センター「元気の出る館」で開かれた。村内の児童生徒(小学1年~中学3年)と保護者、教員ら30人が参加し、奄美大島の自然、生物などについて学んだ。講座は奄美の自然や生物、歴史、文化などを学び、持続可能な社会のつくり手を育成することが目的。奄美・沖縄が世界自然遺産登録となった21年度に始まり、今年度も全5回開講予定。初日は、奄美大島自然保護協議会の服部正策顧問(73)、奄美市立奄美博物館の平城達哉学芸員(34)が講師を務めた。
講座は2部制。服部さんは「世界自然遺産までの道のり」、平城さんは「世界自然遺産登録から5年が経過した奄美大島の今」と題し、スクリーン上で写真を用いて、子どもたちにも分かりやすく講義した。
物心ついた時から生き物に興味を持っていたという村内中学校3年の女子生徒(14)は「今では捕獲が禁止されている奄美の希少な生き物が、数十年前まで多くの人が虫を捕って標本にしたり、山の木や花を掘ってきて庭で育てたりしていたという話が印象に残った」と話していた。