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総合 時事通信 👁 1

「当時を思うきっかけに」 「紫電改」搭乗員の遺族ら 鹿児島

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 鹿児島県阿久根市沖に沈んだ旧日本海軍戦闘機「紫電改」の引き揚げについて、同機に搭乗し、戦死した林喜重大尉の遺族らは「当時を思い起こすきっかけになる」と意義を語る。

 
 林大尉のいとこの子どもにあたる親族の男性(76)は2024年ごろ、テレビの報道で、NPO法人による機体の引き揚げプロジェクトを知った。「熱心に活動が進められてきたと知り、敬意を抱いた」という。戦後80年超を経て、プロジェクトが動いたことに「これをきっかけにほかの戦争遺産も回収されることを願う」と期待を寄せる。

 東海大名誉教授の太田尚樹さん(85)は「林大尉は優しく涙もろい人だったと聞いている」と振り返る。親交があった林大尉の弟から、部下の死に涙を流した人柄などを聞いていたといい、機体の引き揚げや展示について、「現物を見て、81年前の悲惨な出来事を感じてほしい」と話した。