カゴミル 鹿児島の今のニュースを、まとめて。

← 一覧
60年前にアフリカ・タンザニアへ…81歳の女性元青年海外協力隊員 「若者は外に飛び出して」と後輩にエール 南大隅町へ3年ぶり、オーストラリアから帰省
総合 南日本新聞 👁 1

60年前にアフリカ・タンザニアへ…81歳の女性元青年海外協力隊員 「若者は外に飛び出して」と後輩にエール 南大隅町へ3年ぶり、オーストラリアから帰省

📰 全文
 鹿児島県南大隅町根占出身で、60年ほど前に青年海外協力隊としてアフリカのタンザニアに赴任したアブタレブ恵子さん(81)=旧姓・柿迫=が3年ぶりに帰省した。同級生ら約10人との交流会で質問攻めにあいながら、「若者は外に飛び出して」と、古里の後輩たちにエールを送った。

 恵子さんは滑川中学校、南大隅高校を卒業。女性の進学率が低い時代に、東京都の戸板女子短期大学で学んだ。

 学歴不問という協力隊の広告を見て、1967(昭和42)年、協力隊の第2期生としてタンザニアへ。洋裁や料理など女性教育に力を入れ、エジプト人と結婚。オーストラリアへ移住し、現地で日本語を教えてきた。今でも週に3回はゴルフを楽しむ。

 交流会は16日、根占の交流施設「setten place(セッテンプレイス)」であり、会話やハーモニカ隊の演奏を楽しんだ。童謡「ふるさと」が流れると、恵子さんは口ずさみ、思い出に浸っていた。

 高校の同級生で、3年前の帰省時にも会っている徳留民子さん(82)=錦江町=は「海外で頑張っていて、こちらも元気をもらっていた。昔からオーラがあったが、今も表情が若く、やる気がみなぎっていると感じた」と語った。

 恵子さんは「緑と山がきれいな南大隅に戻るとリラックスできる。素晴らしい場を用意してくれてうれしかった」と喜んだ。