女性初のチャンピオンに 奄美市の積さん チヌ・クロ釣り選手権
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鹿児島県奄美群島一円で1月1日から5月6日にかけて行われた「第25回オープン奄美チヌ・クロ釣り選手権大会」(全日本磯釣連盟九州支部奄美地区主催)で、55・2センチ、2・52キロのチヌ(ミナミクロダイ)を釣り上げた奄美市名瀬の積彩夏さん(29)=朝日会=がチヌ部門で1位に輝いた。女性のタイトル獲得は初の快挙。積さんは「とてもうれしい。検量店で測ったときは驚いた」と喜んだ。大会にはチヌ部門に112人、クロ部門に100人がエントリー。競技方法はさお、リールを用いた磯釣りで、魚拓審査で順位が争われた。
積さんは仕事などの合間を見つけては何度も釣行。4月26日、宇検村の堤防で魚影を見つけ、パンを餌に糸を垂らした。そのまま30分ほど釣りを続けていると、糸がスルスル出ていくのを確認。慎重に糸を見送った後、見事に合わせた。
「引きは強くて、勢いよく走っていくような感じだった」と振り返る積さん。釣り上げてサイズの大きさに驚き、すぐに検量店へ走った。1位が狙えるサイズだと分かった後は「(他の参加者に抜かれないかと)不安の毎日だった」と語った。
積さんはクロ部門でも2位の好成績。次の目標について「奄美磯釣連盟の大会で年間の個人チャンピオンを取ること」と笑顔で話した。