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かんきつやナシを襲う果樹カメムシ、九州で大量発生の兆し――鹿児島で誘殺数急増…専門家「今後の動き注視を」
総合 南日本新聞 👁 9

かんきつやナシを襲う果樹カメムシ、九州で大量発生の兆し――鹿児島で誘殺数急増…専門家「今後の動き注視を」

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 かんきつやナシに被害を与える果樹カメムシ類の大量発生が懸念されている。九州で注意報を出す県が相次ぎ、鹿児島県内でも誘殺数が急増。一般家庭に侵入するケースも考えられ、専門家は注意を呼びかける。

 注意報を3月25日に発表した佐賀県は、落ち葉の下にいる越冬カメムシの量が平年より多かった。誘殺数も「例年と比べて、かなり多い」。長崎県は5月12日、熊本県は13日に注意報を出した。三重県や和歌山県を含め西日本で広がる。

 注意報は、農作物の病害虫がまん延し、重大な被害を及ぼす恐れがある場合に発表して対策を促す。鹿児島県病害虫防除所(南さつま市)は14日、注意報を出すほどではないが、早めに防除する必要がある場合の「技術情報」を発表した。一部の果樹園に飛来しているという。

 県内には光源を使ったトラップが4カ所あり、うち3カ所で誘殺数が急増。特に出水市で6~10日の「ツヤアオカメムシ」が1~5日の約14倍(2536匹)に上った。防除所によると、他県と比べカメムシの越冬量は多くないが、今後の動きを注視する状況にある。

 害虫駆除を手がける十夢(鹿児島市)の吉永勉代表(60)によると、カメムシは洗濯物にくっ付いて室内に入るパターンが多い。「粘着シートにくっ付けた後、ビニール袋に入れて処分するのが良い」と助言した。