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奄美・沖縄の民謡が共鳴 奄美市で「宝の唄」コンサート 兄弟島の個性と魅力再確認
観光・グルメ 南海日日新聞 👁 8

奄美・沖縄の民謡が共鳴 奄美市で「宝の唄」コンサート 兄弟島の個性と魅力再確認

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 奄美観光大使のハシケンさんが企画した島唄公演「奄美・沖縄『宝の唄』コンサートinあまみ」が17日、鹿児島県奄美市名瀬のアマホームPLAZAであった。奄美島唄の唄者・前山真吾さん、沖縄民謡の歌い手・仲宗根創さんが共演。奄美と沖縄の民謡が共鳴するステージを約200人の聴衆が楽しんだ。

 奄美民謡と沖縄民謡の両方に精通するハシケンさんは昨年の9月、知名町であった「シマ唄サミットinおきのえらぶ」で実行委員長を務めた。沖縄で奄美の唄者が歌うことはあっても、奄美で沖縄と奄美の唄者が一緒に歌う機会がほとんどなかったことから「2人の唄を奄美の若い人たちに聴いてほしい」と今回のコンサートを企画。「シマ唄サミットの続き」と位置付けた。

 前山さんと仲宗根さんは、奄美民謡と沖縄民謡を約20曲披露。同じ名称で伝わる「朝花節」と「朝花」や、歌詞が類似する「ヨイスラ節」と「白鳥小節」、奄美大島がルーツとされる「やんごー節」「嘉手久」などを紹介した。

 仲宗根さんの奄美大島公演は初めて。師匠の故・登川誠仁氏が沖縄各地を巡って作詞した「センスル節」を披露し、コミカルなトークと演出で会場を沸かせた。

 前山さんは奄美と沖縄の民謡について「音色も音階も発声も異なる。言葉が変われば唄も変わる。島の個性がそれぞれ違うから面白い。お互いの魅力を認め合えば琉球弧はもっと盛り上がっていくのではないか。島の唄を大切にしていきましょう」と来場客に呼び掛けた。

 コンサートにはカサリンチュの朝光介さん(ボイスパーカッション)や向珠理さん(囃子)、浦上青壮年団(八月踊り)、波多野雅也さん(唄・三線)もゲスト出演。終盤にはハシケンさんがコンサートのために書き下ろした「宝の唄」を出演者とゲストで披露した。

 奄美市名瀬の久保ひかりさん(21)は「義理の叔母は沖縄の出身。唄を聴いて島の文化を大切に歌いつなげていけるようにこれからも頑張っていこうと思った」と話した。