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佐志島津家ゆかりの地、廃仏毀釈を免れた寺、姫が眠る墓地…児童が遺跡巡り「学校の近くに昔の深い物語」 鹿児島県さつま町佐志小
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佐志島津家ゆかりの地、廃仏毀釈を免れた寺、姫が眠る墓地…児童が遺跡巡り「学校の近くに昔の深い物語」 鹿児島県さつま町佐志小

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 鹿児島県さつま町の佐志小学校の児童は9日、学校周辺に点在する神社・仏閣や遺跡、施設巡りをした。参加した3~6年生41人は2コースに分かれて約1時間半歩き回り、歴史豊かな郷土への理解を深めた。

 身近な場所に大切に引き継がれているものがあることを知り、感謝の気持ちを持とうと企画。この日は案内役の町文化財ボランティアガイド8人が、佐志麓周辺をまとめた「歴史散策パンフレット」を参考にそれぞれの場所で説明した。

 佐志は「佐志島津家」ゆかりの地。かつて学校敷地にあった御仮屋には役所や領主館が置かれ、これを取り巻くように武士の集落(麓)があった。廃仏毀釈(きしゃく)の難を免れた興詮寺(県指定文化財)、島津義弘の末娘・御下が眠る興全寺墓地(町指定文化財)などで知られる。

 6年の池之野蒼真さんは「学校の近くに昔の深い物語があることを知らなかったので、面白かった」。ガイドの四位勝義さん(86)は「子どもたちが大人になったときに故郷を思い出し、愛着を持ってもらえればうれしい」と話した。