“日本一のお茶処”鹿児島 世界的な抹茶ブームの中「てん茶」の取引会 取引価格は去年の約1.8倍に
📰 全文
レーンに並ぶのは抹茶の原料となる「てん茶」です。世界的に抹茶の需要が高まる中、14日、県茶市場で取引会が行われました。入札の平均価格は1キロ当たり約1万9000円で2025年と比べて約1.8倍となりました。14日、鹿児島市の県茶市場で行われたのは、抹茶の原料となる「てん茶」の取引会です。2025年から始まり今回で3回目となった取引会。県内27の工場から64品、約5.8トンが出品されました。
日本最大規模のてん茶の生産地鹿児島県。こちらは県内のてん茶の生産状況です。県によりますと、生産量は年々増えていて、2025年は6年前と比べ約3倍の2670トンとなっています。
一方で、てん茶の流通に関しては、生産者と業者が直接取引を行う相対取引がほとんどを占めています。そうしたことを背景に今回の取引会は、取引の拡大とてん茶の品質向上を目的に行われました。
(業者の担当者)
「これも濃いけど、これは特に濃い」
取引会では21の業者が茶の色や、味などを確認して入札を行いました。
(業者の担当者)
「いろんな特徴が農家、産地であるので、生産者のレベルが年々上がってきている」
(県茶業会議所・光村徹専務理事)
「鹿児島県いろんな茶種を作ってきましたが、てん茶もそのひとつとして一緒に生産振興、流通拡大に努めたい」
入札の平均価格は1キロ当たり約1万9000円で2025年の約1.8倍となりました。県茶業会議所は2026年7月にも取引会を予定しているということです。