経理担当が支払い装い109回――2億円超着服、ブランド品や車のカスタムに…「被害が回復されていない」 懲役7年実刑判決 鹿児島地裁
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勤務先の建築機器関連会社から2億円余りを着服したとして、業務上横領罪に問われた本籍鹿屋市串良町有里、住所不定、無職男(59)の判決公判が13日、鹿児島地裁であり、中市達也裁判官は懲役7年(求刑同9年)を言い渡した。中市裁判官は判決理由で「巨額の現金を横領しており、被害は甚大。一部は弁償しているものの、いまだに2億円近い被害が回復されていない」と指摘。「横領した金はブランド品の購入や車両のカスタムに使われ、犯行の経緯や動機に酌むべき点はない」と述べた。
判決によると、被告は経理担当だった2021年3月〜22年5月の間、取引先への支払いを装い、従業員に会社の預金口座から現金を出金させて金庫に移し、109回にわたり2億2700万円を着服した。