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捜査書類を1年半紛失…鹿児島県警、個人情報の流出は「回答できない」――不祥事続き、再発防止策では「積極的な公表を検討」と答弁
事件・事故 南日本新聞 👁 4

捜査書類を1年半紛失…鹿児島県警、個人情報の流出は「回答できない」――不祥事続き、再発防止策では「積極的な公表を検討」と答弁

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  鹿児島県警の巡査部長が2023年9月〜25年3月ごろの間、捜査資料を紛失し、今年4月に本部長注意処分を受けていたことが12日、県警への公文書開示請求で分かった。県警が不祥事再発防止策をまとめた24年8月以降の期間も含まれるが、公表しない事案として詳細を明らかにしていない。紛失した約1年半の間、個人情報が流出したかどうかについても「回答できない」としている。

 開示された文書によると、紛失の発覚は25年8月。経緯は黒塗りのため不明。監察課は今年4月、保管管理の徹底を欠いた規律違反として、本部長に申し立てた。処分は4月24日付。

 本部長注意は、懲戒処分に至らない「監督上の措置」で、訓戒よりも軽い処分。原則公表対象にしていないが、取材などに対し内容の一部を説明する例もある。

 今回の処分について、監察課は「捜査に与える影響や紛失した原因、当時の状況を踏まえ厳正に対処をした」と説明。捜査資料の中身や紛失した数も「個別の事案ごとに調査をした結果、公表しないと判断した」と回答した。

 処分公表の在り方を巡っては、岩瀬聡本部長が25年12月の県議会で「警察庁の指針は参考にしつつ、県警の置かれている状況や事案ごとの個別事情も踏まえ、より積極的な判断を行うことを検討する」と答弁している。

 非公表の処分に関し、巡査長が決裁を受けずに自分で公印を押したとして、本部長訓戒を受けた事案も26年1月、開示請求で発覚。当時の取材には「第三者の権利や利益、事件捜査への影響はない」と説明していた。