桜島、再び山体膨張――多量の降灰伴う噴火に注意 8日は火砕流を確認
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鹿児島地方気象台は11日、8日の桜島・南岳山頂火口の爆発で、ごく小規模な火砕流が起き、南東側へ約600メートル流れたと発表した。桜島で火砕流を確認したのは2018年6月以来8年ぶり。10日から再び山体膨張を観測し、気象台は多量の降灰を伴う噴火に注意を呼びかけている。気象台によると、10日午後1時ごろから桜島にある傾斜計と伸縮計で地殻変動を観測。8日の現地調査で火山ガス(二酸化硫黄)の放出量は1日当たり2800トンと多い状態だった。噴火警戒レベルは3(入山規制)が続く。
8日の爆発は、多量の噴煙が高さ3500メートルまで上がり、7日から確認されていた山体膨張はいったんおおむね解消した。(伊賀元彦)