バスケB2鹿児島レブナイズシーズン終了 前半戦の勝率5割台…後半に6連敗喫し、プレーオフぎりぎり4位まで後退――「堅守速攻」磨いたはずが、攻守ちぐはぐ
📰 全文
バスケットボールBリーグ2部(B2)の鹿児島レブナイズは、プレーオフ(PO)準々決勝でシーズンを終えた。2季連続の8強入りを果たした一方、レギュラーシーズンは好不調の波が大きく28勝32敗と負け越し、西地区4位と昨季から二つ順位を落とした。今季の戦いを振り返る。前半戦は上位相手に勝利を収める試合もあり、勝率は5割台だった。だが選手層の厚さが鍵を握る後半戦に入ると、6連敗を喫するなど失速。PO進出ぎりぎりの4位まで後退した。
シーズンを通じ、攻守でちぐはぐだった。3点シュート成功率は個人首位の兒玉を擁しながら、チームでは31.9%とリーグ平均以下の9位。守備もシャーマがブロック王となったが、チームの失点はリーグ最多の平均85.3点だった。
■増加率7%
B2は今季、多くのチームが3点シュートでの得点力を重視したことがデータから分かる。昇格初年の横浜EXと岩手を除く12チームで昨季と比較すると、成功数が7%増(460本増)の6393本。POに進出した7チームで下回ったのは、愛媛とレブナイズだけだった。
シーズン序盤から3点シュートを得意とする遠藤、多田が相次いで負傷。代役を期待した途中加入の松野もけがで離脱し、シューター不足の期間が長かった。
「打てる選手が限られる中、相手の守りもきつくなった」。兒玉が言うように、外からの攻撃力が低下するとゴール下も固められ、得点が伸び悩む悪循環に陥った。
■守備も後手
対戦チームの3点シュートが増える中、勝負どころで守りがほころび、連続得点を許す場面も目立った。ディフェンスの連係を崩され、ノーマークの場面をつくられると高確率で決められた。
藤田は「上位チームは少しのずれを見逃さなかった。細部の詰めの甘さが結果に表れた」と振り返る。POの神戸戦でも課題は改善できなかった。
今季はチームの伝統である「堅守速攻」に磨きをかけた。ただ持ち味の攻撃力は上位相手でも通用したものの、高い強度の守りを試合を通して継続できず、一度攻守のバランスを崩すと立て直せなかった。
下位相手に取りこぼすもろさも露呈した。長期にわたるシーズンを戦うには、選手層を厚くすることも欠かせない。リーグが再編される来季は、戦略的な強化が求められる。