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奄美群島の多様な生き物紹介 奄美博物館の平城さん 茨城自然博物館で講演
総合 南海日日新聞 👁 4

奄美群島の多様な生き物紹介 奄美博物館の平城さん 茨城自然博物館で講演

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 奄美市立奄美博物館の平城達哉学芸員は3月21日、茨城県坂東市のミュージアムパーク茨城自然博物館で開かれている企画展「鳥の世界へようこそ!」で、「奄美大島の鳥の世界へようこそ」と題して講演した。奄美大島で見られる鳥類を中心に、奄美群島に生息する生き物の概要や保護・研究活動などを来館者に紹介した。

 企画展は鳥類の形態や生態、多様性や人との関わりなど、さまざまな視点で全国の鳥類を紹介している。奄美博物館も写真などの資料提供などで1年以上前から準備に協力していたことなどから平城学芸員の講演が決定。小学生からシニア層まで幅広い年齢層の約80人が聴講した。

 平城学芸員は最新の環境省レッドリストの分類情報や、近年の野生動物の生息状況の変化などについて解説。奄美中央林道で1994年から続く「オオトラツグミ一斉調査」の事例紹介には、調査の規模の大きさや30年以上続いていることに対する驚きの声が聞かれた。

 会場からは、「オオトラツグミ一斉調査への参加は(島外の人も)可能か」、「渡り鳥が多い季節はいつか」など、鹿児島県奄美群島で生育する生き物についての質問も。鳥類が好きで参加したという小学5年生は「奄美にいきたい」と、早速、保護者に交渉していた。

 平城学芸員は「今にも飛び立ちそうな躍動感あふれる鳥類の剥製標本もあり、目で見て生態も知ることのでき示内容だった」と企画展を振り返り、「まずは(奄美博物館の)剥製資料を充実させ、奄美と本土、外国との比較ができたら」と話した。