今月始まった自転車「青切符」制度、鹿児島県内で初摘発――ながら運転と一時不停止 指導・警告は400件以上
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4月1日から始まった自転車の交通違反に反則金を課す新制度について、鹿児島県警は28日、県内で初めて交通反則切符(青切符)で摘発した例があったと明らかにした。27日までに、走行中に携帯電話などを使う「ながら運転」(罰金1万2000)と一時不停止(同5000円)の2件があった。指導・警告は400件以上あった。県警交通指導課は、交付の日時や場所について「個人の特定につながる」として明らかにしていない。
新制度で対象となる違反は113種類。ながら運転は事故につながりやすいため、指導・警告をしないまま直ちに青切符で摘発する方針が示されていた。歩道通行などは口頭や書面での指導が原則で、従わない場合は反則金を科す。
青切符を巡っては、今月14日に制度を悪用した詐欺容疑事件が発生し、男子高校生が現金6000円をだまし取られた。県内で初めて認知した例だった。
中島和幸交通部長は28日の定例会見で、「警察官が現金を要求したり受け取ったりすることはあり得ない。チラシやメール、SNS(交流サイト)で周知に努める」と話した。